丸窓を外してカーテン演出も。レトロポップ平和島で作るゴージャス&サイケデリックな撮影背景
レトロポップ平和島といえば、まず印象に残りやすいのが、壁に並んだ丸窓です。

レトロポップ平和島の丸窓
丸いフレームが入るだけで、普通の部屋というより、少しだけ別の場所に入り込んだような見え方になる。
そんなところが、このスタジオらしい部分のひとつだと思います。
ただ、実はこの丸窓、取り外して使うこともできます。
ロケハンで実際に見ていただくと伝わりやすいのですが、丸窓をそのまま背景として使うだけでなく、外した部分にグリーンバックやアクリル板、持ち込みの素材を仕込むことで、撮影ごとのオリジナル背景にアレンジしやすくなっています。
そして今回、リニューアルにあわせて新しく追加したのが、丸窓部分に仕込んだカーテンレールです。
目次
丸窓の内側に、カーテンを仕込めるようになりました
黒い窓枠の内側にレールを設置しているため、丸窓を外した状態で、持ち込みのカーテンや布素材を仕込めるようになりました。


プチリニューアル後のレトロポップ平和島。カラフルなブラウン管テレビや小物が加わり、組み合わせの幅がさらに広がりました。
カーテンレールは丸窓のある部分全てに通っています。
もともとの丸窓の近未来っぽさとは少し違って、布やカーテンを入れると、空間の印象が一気に変わります。
きれいに整いすぎた高級感ではなく、MVやアーティスト写真に合いそうな、少しクセのあるきらめき。
レトロポップ平和島のカラフルなブラウン管テレビやビンテージアイテムとも、意外と相性がいいと思います。
実際にキラキラカーテンを取り付けてみた例
作例撮影では、Amazonで購入した格安のキラキラカーテンを2セット使用してみました。2個セットでこのお値段、安かったです。


サイケでゴージャスなキラキラカーテン
2セットで、写真のようにある程度の横幅をカバーすることができました。
ただし、今回使用したものはかなり安価なタイプだったため、一度使うと絡まりやすく、再利用は少し難しそうでした。
そのため、実際の撮影でカーテンや布素材を使いたい場合は、お客様ご自身でお持ち込みいただく形になります。
色味や質感によってかなり印象が変わるので、企画に合わせて選んでいただくと面白いと思います。
照明と組み合わせると、光の表情が変わります
キラキラカーテンは、そのまま置くだけだと少し簡素に見えることもありますが、照明を組み合わせると印象がかなり変わります。

レトロポップ平和島では、無料で使える照明機材もご用意しています。

レトロポップ平和島の無料貸出照明機材
たとえば横から光を当てると、カーテンの反射が入って、写真のようにキラキラした光のさざ波のようなラインが出やすくなります。

また、PavoTubeのようなカラー変更できる照明を使うと、カーテン自体の色を変えなくても、反射する光の色で印象を調整しやすくなります。

ピンク寄りにすれば少し甘く、ブルーやグリーンに寄せると近未来感が強くなり、赤や紫を混ぜると、少し毒っぽいサイケデリックな雰囲気にもなりそうです。
このあたりは、レトロポップ平和島らしい「かわいいけれど、少しだけ違和感がある」見せ方と相性がいいと思います。
無料照明機材については、こちらの記事でも紹介しています。
ブラウン管テレビと合わせると、さらに非日常感が出やすいです
カーテン演出だけでも印象は変わりますが、レトロポップ平和島の場合は、そこにブラウン管モニター(ブラウン管テレビ)を組み合わせると、さらに空間の密度が上がります。

カラフルに加工したブラウン管テレビや、映像を流せるブラウン管テレビを近くに置くことで、ただのキラキラ背景ではなく、少し時代がずれたような、不思議な画になりやすいです。
光るカーテン。
色のついた照明。
ブラウン管テレビの丸み。
そして、レトロポップ平和島のカラフルな家具や小物。
この組み合わせは、きれいにまとまりすぎるというより、少し過剰で、少し変で、でも画として残る感じがあります。
MV、アーティスト写真、アイドル撮影、ファッション撮影などで、普通の背景では少し物足りない時に、試してみる価値があるアレンジかもしれません。
ブラウン管モニター(ブラウン管テレビ)を使った演出については、こちらの記事でもご紹介しています。
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日中よりも、夜や暗めの時間帯の方が使いやすいかもしれません
実際に試してみて感じた注意点もあります。
今回使用した安価なキラキラカーテンの場合、日中は隙間から外の景色が入り込みやすく、背景としては少し使いづらい印象でした。
もしかすると、もっと厚みのあるカーテンや、密度の高い素材であれば日中でも使いやすいかもしれません。
ただ、キラキラカーテンは照明との組み合わせで魅力が出やすい素材でもあるので、個人的には夜の時間帯や、室内を暗めにして撮る使い方の方が相性がいいように感じました。
少し手間はかかりますが、そのぶん丸窓とはまったく違う雰囲気を作れるのが面白いところです。
丸窓を外すことで、レトロポップ平和島の見え方は少し変わります
レトロポップ平和島の丸窓は、そのまま使うとスペースエイジ感やレトロフューチャー感が出やすい背景になります。
一方で、今回のようにカーテンを仕込むと、ゴージャスで少しサイケデリックな方向にも寄せやすくなります。
同じ場所でも、丸窓を残すか、外して別素材を入れるかで、画の印象はかなり変わります。
丸窓。
カーテン。
グリーンバック。
アクリル板。
ブラウン管テレビ。
カラー照明。
ひとつひとつは小さな要素ですが、組み合わせ方によって、レトロポップ平和島の中に別のシーンを作ることができます。
もし「この空間で、自分たちの企画ならどんな見え方になるだろう」と気になった方は、ぜひ一度ロケハンで実際のサイズ感や光の入り方を見ていただければと思います。
写真だけでは伝わりきらない部分もあるので、丸窓を外した時の見え方や、カーテンを仕込んだ時の奥行き感は、現地で見ていただくのが一番イメージしやすいと思います。
レトロポップ平和島は、ただ背景を選ぶというより、企画に合わせて少し空間を作り替えられる撮影スタジオです。
「普通のかわいい」だけでは少し足りない時に、こういう少しクセのあるアレンジも、撮影のヒントになれば嬉しいです。
もしもう少し無機質な雰囲気や、直線的な空間でブラウン管テレビを使いたい場合は、同じSTUDIO PODBASEの GRID SPACE 旗の台 も一つの選択肢になるかもしれません。
平和島とはまた違った、SF寄り・機材感のある画が作りやすいスタジオです。