レトロポップ平和島のプチリニューアル。ブラウン管テレビやファー、スピーカーで組み合わせの幅が広がりました|レトロポップ平和島
レトロポップ平和島では、これまでも丸窓やブラウン管テレビ、ビンテージアイテム、小物や照明の組み合わせで、いろいろな空気を作れるようにしてきました。
ロケハンでも
「組み合わせが何通りもできて助かる」
「プロップが多くて準備が楽」
といったお言葉をいただくことも多く、
空間そのものだけでなく、組み合わせのしやすさも、このスタジオの魅力のひとつになってきたのかなと思っています。
そこで3周年のタイミングで、
もう少し色で遊べたり、
もう少し素材の違和感を足せたり、
もう少し“音楽の気配”まで作れたら、
さらに面白くなりそうだなと思い、プチリニューアルを実施しました。
大きく何かを変えたというより、
ブラウン管テレビの見え方を少し変えたり、
ファーの質感を足したり、
スピーカーなどの新しいアイテムを加えたりしながら、
組み合わせた時の幅が広がるといいな、という気持ちで進めてきました。
今回は、その新しい見え方についてまとめてみます。
目次
今回のプチリニューアルで変えたこと
今回のプチリニューアルで大きく変えたのは、
ブラウン管テレビの見え方と、台まわりの印象、
そして空間に入るアイテムの重なり方です。
カラーラッピングを施したブラウン管テレビを追加したことで、
これまで少しクール寄りにも見えていたブラウン管テレビエリアに、
よりポップな見え方や、少し不思議な見え方を足しやすくなりました。
さらに、台の一部にはファーの質感を加えて、
色だけではない、少し妙な違和感も入れられるようにしています。
そして今回は、スピーカーも3種類追加しました。
音を出すための機材というより、
空間の中に「音楽が鳴っていそうな気配」を足してくれるアイテムとして入れています。

プチリニューアル後のレトロポップ平和島。カラフルなブラウン管テレビや小物が加わり、組み合わせの幅がさらに広がりました。
ちなみに、余ったファーで電話も作ってみたら、
思いのほか「平成ギャル感」が強まりました。笑

余ったファーで作ってみた電話。平成っぽさがちょっと強くて、思いのほか気に入っています。
実際に、ガラケーに3倍くらい大きいファーのケースをつけて
平成を生きていた私からすると、ちょっと懐かしい気持ちになります。
控室に置いているので、もし気になる方がいればぜひ。笑
ぱっと見で大きく別の場所になったというより、
組み合わせた時に、今までよりも空気を動かしやすくなった感じの方が近いかもしれません。
カラーでブラウン管テレビの見え方が変わる

カラーのブラウン管テレビを重ねて組んだセット。色や置き方が変わるだけでも、空間の見え方が少し変わる気がしています。
ブラウン管テレビは、もともとレトロポップ平和島の中でも印象に残りやすいアイテムのひとつでした。
そこに今回カラーを加えたことで、
同じブラウン管テレビでも、少し違う温度を作りやすくなりました。
ただかわいいだけではなく、
少し不思議だったり、
少し未来っぽかったり、
少し妙な感じが足せるのが面白いところだと思っています。

カラーの台とブラウン管テレビを組み合わせた、新しいテレビエリア。照明の色でもかなり印象が変わります。
背景の中に色がひとつ増えるだけでも、人物や衣装の見え方が少し変わって、空間の空気も少し変わることがあります。
そういう意味でも、カラーは飾りというより、
見え方の幅を少し広げてくれるものなのかなと思っています。
ブラウン管テレビの歴史や、これまでの見せ方については、こちらの記事でもまとめています。
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ファーの台で、空間に少し違う質感が入る

今回追加したファーの台の寄り。色だけじゃなく、こういう質感が入ると空間の空気も少し変わる気がしています。

新しく加わった4色のファー台。色が違うだけでも組み合わせた時の空気が少しずつ変わるので、並べて見ても面白いなと思っています。
今回もうひとつ大きかったのが、ファーで装飾した台です。
今までもレトロポップ平和島には、
丸みや色、ビンテージのフォルムはありましたが、
そこにファーの質感が入ることで、また少し違う違和感が足されました。
そもそも私自身が昔からファーの質感が大好きで、
ファーを使った作品やデザインの独特な毒っけを、
いつかレトロポップ平和島にも追加したいと考えていました。
そこで3周年の今、
もう少し空間をパワーアップできたらと思い、今回投入しています。
ファーが入ることで、かわいい方向に寄せられるというより、
かわいいだけでは終わらない、
少し妙な感じや、ちょっとクセのある感じが出しやすくなった気がしています。

ファーの台やブラウン管テレビ、照明を組み合わせた新しいセット。色と素材が加わることで、今までとは少し違う空気が作りやすくなりました。

ファーの台にブラウン管テレビを重ねた新しい組み合わせ。下に入る素材が変わるだけでも、空間の空気が少し変わる気がしています。
台そのものは背景の主役ではないのですが、
下に何があるかで、空間の見え方って意外と変わるんだなとあらためて感じました。
※ファーは服や手についてしまうので要注意なのですが、
手洗い場にコロコロをご用意しておりますので、ご安心ください。
スピーカーで、音楽の気配も足せるようになった

スピーカーやキーボード、マイクなど、音を感じるアイテムをまとめた一角。並べるだけでも、空間の中にちょっと音楽の気配が出る気がしています。
今回追加したアイテムの中で、
個人的にかなり大きかったのがスピーカーです。
追加したのは、
縦長のスピーカーと、白いキューブ型スピーカーと小型スピーカー。
さらにピンクのキーボードとピンクのマイクも仲間入りしました。

新しく入れた細長いスピーカー。これがあるだけで、空間にちょっと音楽の気配が出る気がしています。

新しく加わった2種類のスピーカー。白いキューブ型とピンクの小型スピーカーが増えたことで、音を感じる背景づくりの幅が少し広がりました。

新しく加えたピンクのキーボード。鮮やかなピンクは背景を彩るアイテムとしてもおすすめです。
もちろんスピーカーなので“音”を連想させるアイテムではあるのですが、
レトロポップ平和島では、それ以上に
「音楽が流れていそう」
「この部屋で何かが鳴っていそう」
という気配を足してくれる存在としてかなり効いている気がします。
ラジカセやビデオ、ブラウン管テレビと並べると、
それだけで少しシーンの匂いが出るというか、
ただの装飾ではない感じが生まれやすくなりました。

キーボードやスピーカーなど、音を感じるアイテムを少し増やしました。
ロケハンでも、
こういう“ちょっと音楽を感じるアイテム”は、
ラジカセやビデオと同じく、
「これすごくいいですね」と言っていただくことが多いです。
レトロポップ平和島は、
静止した背景というより、
そこに何か物語がありそうな空気を作りやすいスタジオなのかなと思うのですが、
スピーカーは、その空気をまた少し広げてくれるアイテムになった気がしています。
組み合わせると、空気がかなり変わる
今回いちばん大きいのは、
カラフルなブラウン管テレビやファーの台、スピーカーそのものというより、
それらを他の要素と組み合わせた時の見え方が広がったことかもしれません。

ブラウン管テレビも、台数や並べ方、画面の色でかなり印象が変わります。ひとつずつのアイテムというより、組み合わせた時の空気の変わり方が面白いなと思っています。
丸窓と合わせるのか、
ラジカセやビデオと合わせるのか、
スピーカーを入れて音楽の気配を足すのか、
人物を前に立たせるのか、
照明をどう当てるのか。
その組み合わせで、かなり空気が変わります。

スピーカーやラジカセ、ブラウン管テレビを組み合わせた一角。音楽が流れていそうな空気を、少し足しやすくなりました。

ブラウン管テレビも、色や置き方の組み合わせで見え方が変わります。重ね方ひとつでも、空間の空気が少し変わるのが面白いところです。
レトロポップ平和島は、
アイテムが主役というより、
組み合わせによって空気が変わっていくスタジオなのかもしれません。
ひとつひとつが珍しい、というだけではなく、
どう重ねるかで意味が変わる。
そこが、このスタジオの面白さのひとつだと思っています。
色を足していった流れについては、こちらの記事でも書いています。
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また、レトロポップ平和島の「不思議な世界観」については、こちらでもまとめています。
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照明でも印象が変わる
さらに、今回のセットは照明でもかなり印象が変わります。
同じ配置でも、
光の色や当て方が変わるだけで、
レトロポップ寄りにも、
不思議寄りにも、
少し毒っけのある方向にも振りやすくなりました。
カラフルなブラウン管テレビ、
ファーの質感、
スピーカーやラジカセの色味。
そこに照明が入ることで、
かなり見え方が変わります。

テレビエリアも、照明の色が変わるだけで空気がかなり変わります。今回はピンク〜パープル寄りの光で、少し不思議な雰囲気に。
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同じ場所でも、
照明次第で全然違うシーンに見えるのが、
このあたりの面白いところだと思っています。
このあたりは、今後また別の記事で、
照明との組み合わせについてももう少し詳しく書けたらと思っています。
無料で使える照明機材については、こちらにまとめています。
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これからのレトロポップ平和島について
今回のプチリニューアルでは、
レトロポップ平和島のもともとの空気はそのままにしながら、
もう少し色で遊べたり、
もう少し素材で違和感を足せたり、
もう少し音楽の気配まで入れられるようになりました。
大きく別の場所になったというより、
今まであった魅力の組み合わせ方が増えた感じです。

プチリニューアル後のレトロポップ平和島。色や素材、音の気配まで重ねながら、前よりさらにいろいろな空気を作りやすくなりました。
これからも、ただアイテムを増やすというより、
どう組み合わせると新しい景色になるかを考えながら、
少しずつ更新していけたらと思っています。
レトロポップ平和島は、
組み合わせ次第で、何通りもの見え方が作れるスタジオを目指しています。
「かわいい」で終わらず、
少し不思議で、
少し妙で、
ときどき少し毒っけもある。
そんな空気が好きな方には、
前よりさらに面白く使っていただけるようになったのかなと思っています。
もしこの新しい見え方が気になったら、
ぜひロケハンやお問い合わせからお気軽にご相談ください。